土地面積 111.07 平方メートル(33.59坪)に対し、4LDK の一戸建てを家築する。
しかも2台分の駐車場を確保しつつ、ファミリータイプの住宅として必要の収納を各部屋に設ける。
そんな命題に果敢に取り組んだ物件です。

そのためにはと企画・設計されたのが「つみ木」シリーズ第二弾の三階建て住宅でした。
また物置を廃し、玄関土間横に納戸を設けることで、2台分の駐車場を確保することにも成功しました。
是非、現地で直に見て頂ければ幸いです。

スキップフロアで視覚的効果を狙い「狭さ」を緩和

土地面積 111.07 平方メートル(33.59坪)・建ぺい率 60% の中に建物面 120.06 平方メートル(36.31坪)の空間を確保。

1階にはトイレ・バス・洗面と洋室を1室。
この洋室をそれ以外から約 40cm 程落とし込むことで、2階部分のスキップフロアを実現させました。

2階はリビング・ダイニング&キッチン・トイレを配し、リビングとそれ以外は約 60cm の段差を設けたスキップフロアとしました。
2階天井はフラットになっているので、スキップフロアの視覚効果と、リビングの高い天井高で開放的で広い空間のように感じられます。

また、キッチン横には奥様のちょっとした作業が出来るスペースも確保しました。


各部屋に収納を確保&3階は部屋構成を変更可能!

1階の洋室と3階の3室のうち1室にはそれぞれ、ウォークインクローゼットを設けることで、収納量を確保しています。
勿論、3階の残り2部屋にもそれぞれクローゼットを設けてあります。

また玄関横には土間続きで納戸を設けてあります。
物置代わりに利用できますし、室内からのアクセスも楽なので、使い勝手抜群です。

3階の二部屋は間仕切りを取り除くことで、大きな1部屋として利用することも可能です。
使用形態や家族構成でレイアウトしていただけますし、お子様の成長に併せて途中でレイアウトを変更して頂く場合などにも有効です。

3階建て+スキップフロアということで、間取り図だけでは判りにくい箇所も御座いますので、是非一度オープンハウスへお越し下さい。


江戸末期の開港をきっかけに、函館では外国人との交流が始まり、その文化を吸収していくことになります。
外国人の指導を受けながら洋風住宅の建設も行い、明治11年の大火後の街区改正時、役所のロシアのウラジオストックを模す指導に対し、技術が有効に利用されることになります。
山の麓で坂の途中に建つ建物なので、下から見ると2回部分だけが重なって並んでいるように見え、海外に対し近代都市であるアピールになったと言われています。
そんな伝統的建築物を継承した建物を建てることで、函館市の景観・観光に寄与するとともに、室内は快適な住空間を最新の2×4で実現させました。

景観形成住宅を新築する

函館の所謂「西部地区」(函館山のふもと付近)には和洋折衷の伝統的建築物が点在しており、函館市ではこれらの保存を行っています。
これらの街並みに沿った外観を持った住宅を建築し街造りに貢献するとともに、「函館ならでは」の住宅に対する「所有する喜び」をもたらすと自負しております。

しかしながら「景観形成住宅」には、寄棟屋根・軒蛇腹・胴蛇腹・縦長格子窓…立地や外壁の色に至るまで、設計や建材選びかの段階からいくつもクリアしなければならない条件がありました。
これら外観の条件をひとつひとつ実現していきながら、室内は従来の2×4(ツーバイフォー)工法により、歴史的建築物からは考えられない程の高機密性と耐震性を実現しており、なんら不自由なく生活できます。

また、今回の物件に関してはオール電化+冷暖房完備の「現代仕様」となっています。

景観形成住宅等建築奨励金制度

函館市では「景観形成住宅等建築奨励金制度」があり、函館の西部地区(弁天町・弥生町・船見町・大町・末広町・元町・豊川町)の該当エリアに歴史的景観を維持する住宅を建築する場合、建物の外観にかかる経費の40%以内の額で200万円までを奨励金として受けることが可能となっています。
(詳しくは市のホームページ内・景観形成住宅等建築奨励金制度を参照ください)

しかしながら同制度は施主(建築主)が手続きを行わなければならず、手間と時間を要するいわば「ハードル」となっているもの事実です。

本物件では前項の通り様々の条件を既にクリアした物件であり、手続きはの手間はほとんどありません。

詳しい手続き等に関しては、弊社スタッフにお気軽にお問い合わせください。
もちろん、本物件以外にも弊社のノウハウを活かし、これから新築する場合のご相談も承ります。

今回の敷地は 15.272メートル × 7.272メートル の約 111平方メートル(約33坪)ほどしかない(右図参照)。
小倉工務店で人気の規格住宅「MODESTY(モデスティ)」での基準的な敷地面積は150平方メートル(45坪)前後なので、いかに狭いかが判る。

函館では必需品とも言える車の駐車スペース、収納など何も犠牲にせず、この空間に全てを盛り込むには高さ方向に工夫するしかなかった。

こここから導き出した答えが「スキップフロア」であり、「2.5階建て」により生まれる段差こそが、収納空間としての余裕を生み出すことにつながるはずだから...


スキップフロア と 大容量収納

函館という土地柄、接道に沿って建物の前には駐車場を確保する必要がある。しかも、夫婦ふたりの2台分を確保できればなお良い。
しかしながら結果として、建物に割り当てるスペースはぎりぎりで、むしろ足りない程であり、物置などは「もっての外」という状況ではあるのは明白。
部屋の広さを確保するのであれば、クローゼットさえも設えるのははばかれる…そんな状況を床下と小屋裏を最大限に利用することで解決しました。

リビングルーム下には高さ約 140cm のリビングルームと同面積の大容量収納を確保。
しかも前側(接道側/右図左方向)半分は土間とし、物置としても利用可能な造りとし、窓を設置ました。
勿論、家側半分は床張りをしているので、一般的な屋内収納として利用可能です。

階段を挟んで(右図中での)左右はスキップフロアとし、床下収納分の段差を吸収。
結果として、キッチン&ダイニングの上には床下と同じ高さ 140cm の小屋裏収納を、主寝室にはロフトを確保することができました。
「全室収納完備」では無いのですが、むしろ床下・小屋裏・ロフト部分で合計約8坪ほどの容量確保に成功しております。
またスキップフロアとすることで、実際の「狭さ」を感じさせない視覚効果も生まれます。

設計・施行

当然ですが、規格住宅とは異なり本物件専用の設計となり、設計部門も建築部門も技術・手間・時間を必要としましたが、小倉工務店ではこのような設計・施工が可能となります。

スキップフロアにすることで大きな段差がありますので、それ以外の小さな段差・突起は可能な限り排除して、すっきり&広く見えるよう細心の設計・施工を心がけています。
また室内の壁紙も淡いブルーを差し色とした白を基調とし、シンクや洗面・バスをそれらに合わせた淡いブルーとすることで、さわやかでシンプルなイメージになるよう配慮しました。

人気のエリアをご希望の場合、同じ予算ではどうしても郊外・市外より小さな土地しか購入できませんし、上記のように狭小地しか見つけることが出来ない場合もあります。
このような場合でも、小倉工務店ではスキップフロアや床下・小屋裏などへ収納を設ける等、2.5階建てや3階建てなども設計・施工可能ですので、是非ともご相談ください。