株式会社 曲小 小倉工務店ロゴ

会社概要 アクセス お問い合わせ プライバシーポリシー

中心地の狭小地+安らぎの空間

goryoukakumodel00

 

Theme
中心地の狭小地+安らぎの空間

goryoukakumodel02goryoukakumodel01テーマは「都市の中心地で安らぎ空間」というよく耳にするものですが、それをどこまで昇華されられるかが課題となります。

土地の面積から躯体は3階建てであり、隣接する建物双方向からの視線の遮断と採光を考えるとスキップフロアが想定されます。
さらに周辺環境を考えると、この家に住む「人」は都市の中で生活する事を望みながらも「家」という安らぐ場所を求めていることを考えなくてはなりません。
しかもその「人」は単身者やご夫婦だけではなく家族かもしれない。

明確なゴールが見えず、制約が多い案件である為に面倒なケースではありますが、面白く挑戦し甲斐のある設計だと言えます。


Challenge
チーム一丸での建築

goryoukakumodel05函館市は地質学的に砂州部分が多い地域であり、この家の地盤には4メートルのコンクリート杭が32本打ち込まれています。
しかしこの土地は国土地理院の土地条調査解説書によると扇状地に分類され、砂と砂利でできた土地は比較的安定しており、段丘地も近い為に宅地としては良好な地質となっております。

コンクリート杭の上に基礎を作るのですが、スキップフロアを実現する為に少々普通とは違った形になりました。
基礎工事の職人が図面を見た時に一瞬首を傾げる様なものなのですが、設計者と職人の間に現場管理者が入り、綿密な打ち合わせの下に家のコンセプトと詳細が共有されるのです。

goryoukakumodel063階建ての2×4(ツーバイフォー)住宅。 準防火地域。
2×4住宅の壁等は職人が図面を見ながら工場で製作し、現場で組立られます。
工場の職人が組立時以外に現場へ来ることは通常ありません。
しかしこの家の場合、設計時に様々な要件を盛り込んだ為、工場の職人も現場を実際に見てからの製作となり、その特殊さに職人のモチベーションも大いに上がりました。

この家のケースでは1・2階部分は2×8(ツーバイエイト)材を使用するので壁厚が2倍になります。
強度はもちろんですが防音や断熱効果も飛躍的に向上し、都市部での暮らし易さに貢献しています。
さらに準防火地域での住宅には様々な法規が立ちはだかり、それは建築資材のコストに跳ね返ってしまいますが、ランクの高い法基準と建築資材がもたらすものは他の住宅には無いアドバンテージとなり、安心した暮らしを約束できるものとなることでしょう。


Functionality
採光や収納…機能性と使い勝手を盛り込んだデザイン

goryoukakumodel04採光する上で南側に開口部を作ることが最良なのですが、この家の南側には隣家が立ちはだかります。
この隣家の壁を視界に入れずに採光を考えた場合、リビングの天井を高くし、上部に開口部と取ることになり、導きいれた日の光を無駄なく各部屋に送ることを考えた場合、スキップフロアが最善となりました。
また、スキップフロアの段差は上段に座った人と下段に起立した人との目線が合う高さを意識し、一体感を感じさせる作りとしました。

ただ、施工する職人は大変でした。
どんな住宅も同じですが、技術的な問題よりも図面から読み取った情報を現場監督や設計者と一致させなくてはならず、ましてこの家の様に特殊な場合は何度も意志疎通をしなくてはなりません。
段差、天井高、開口部など、もちろん図面に記されている情報ですが、同じ情報でも頭の中に描かれる完成図は違う物になる場合がある為、各セクション毎ではなくチームとして取り組む必要がありました。

goryoukakumodel03都会的な雰囲気を感じさせるガラス張りのバスルームは一般住宅のワンランク上のホテル仕様とし、安らぎの空間を演出する床材等は無垢材使う事で、時を経て味わいを増していくことでしょう。
もちろんメンテナンスに神経を使う事となりますが、その上質な空間に身を置けることを考えると気にはならないと思います。
また、玄関フロアは大型のアウトセット建具を使う事で、デザイン性と損なうことなくシームレスに室内と遮断することが可能です。

キッチンを2階に設置したことで日々出るゴミの搬出を心配されがちですが、室内から一部分を遮蔽したサービスバルコニーに保管することが可能です。
また、トイレも室内から内部が視界に入らない様にドアの開閉方向を設定するなど、細部に生活感を隠す工夫を施しています。
更に、狭小であることを感じさせない様、一部の壁を曲線的にすることで開放感を演出するなどの施工をしております。


Outroduction
小倉工務店より提案させて頂く「都市の中心地で安らぎ空間」を現地でお確かめください

goryoukakumodel07土地の狭さと接近する隣家。
函館の中心部に住む優越感と窓から見える五稜郭タワー。
これらの全ての条件を掛け合わせ、最良の空間を作ることができたのは現場監督、様々な専門の職人、設計者。
弊社の全ての技術者がこれからこの家に住む「人」を想い、力を合わせた作品です。

この家には図面や写真、言葉では伝えきれない魅力があります。
是非ご見学して頂けると嬉しいです。
見て頂けるだけで、私達は製作者として幸せなのです。


goryoukakumodel08goryoukakumodel11goryoukakumodel12goryoukakumodel14goryoukakumodel15goryoukakumodel09goryoukakumodel10

コメントはありません。

コメント投稿

※各記事(エントリー/投稿)の内容は投稿時のものです。閲覧時とは異なることがございますのでご了承ください。